リンギットは27円が結構固い

マレーシア不動産を購入し支払いを控えている方、あるいはこれから購入予定の方、またはMM2Hビザの取得を計画されている方にとってリンギット相場の動向は気になることでしょう。

最近の円の独歩高によって対リンギでも円高が進んでいます。先週26.7円程度まで円高が進みましたが、現在は(NY引け)は27.2円程度に下落しています。
これまでも何度か瞬間的に27円を割ることがありました、結局また27円台に押し戻されています。結構27円のサポート(支持線)は固いと言ったところです。(下図参照)

リンギ相場(短期)リンギ相場(短期)

先週15年ぶりの安値をつけた米ドルと違い、リンギはリーマンショック後の安値の約25円から見ると、まだ上昇傾向と言えます。これは、アジア全体(もちろん日本は除く)の景気が絶好調なため金利を引き上げる国が多く、金利差からこれら通貨が買われやすいという側面があるからです。マレーシアもリーマンショック後3回の利上げを行っています。

では27円がほんとに底なのかと言うとそれは誰も断言できません。中国経済が予想以上に減速すれば一時的に26円を割り込む可能性は充分あります。25円だって可能性がないとは言えません。

だた今の27円の水準は長期の円レートで見て、充分円高な水準ではないでしょうか?(下図参照)5-6%の経済成長率を維持し、人口が2050年までに約50%増加し、2020年に先進国入りを目指している国の通貨が今後円に対しさらに大幅に安くなっているでしょうか?
今の為替水準でもマレーシアの物価がものすごく安く感じられるのも、為替が過小評価されているという面もあるのではないでしょうか?(人民元に通じるところがありあます。)

更に日本の様々な問題が今後露呈されれば、大幅な円安時代が来る可能性だって大きいと思います。特に財政の問題は大きな爆弾です。

そう考えれば常識的にはこの水準でのリンギへの投資は悪くない選択と感じます。

ただし、為替は大底で買うのはまず不可能です。大底を狙い待ち過ぎて、結果的に30円で買わされる羽目になるかもしれません。

そんなことから、27円は充分良いレートだと言い聞かせながら、私はこの水準でリンギットを買っています。もちろん更に下落すればもっと買うでしょう。
また、10年後は50円だとも言い聞かせています。(ちなみに3年前は36円だったので、さほど大袈裟な水準ではありません。)

MYRJPYリンギ相場(長期)