参考図書

海外投資やファイナンシャルプランニングを理解するための書籍をいくつか紹介いたします。

参考図書1

1990年台後半にすでに「商品の時代」を予見した「冒険投資家」ジムロジャーズの伝説的な書。2005年出版と少し古いが、その観察力、分析力は現在の相場にも大変参考になる!

『だから、商品はもっと注目されていい。そして投資対象としてもっと利用されていい。株式や債券よりも商品はリスクが高いなんてでたらめだ。神話はついに崩れた。過去四三年間、商品は素材関連企業よりもよい投資だったなんてものじゃない。その三倍ものリターンを提供していたのだ。商品は止めるよう警告する金融アドバイザーに会ったら、そう言ってやろう。これから試しにやってみたり、懸命に勉強したりする時間はまだある。上昇相場は始まったばかりだし、今後何年も続く。時間は、稼げるお金も、たっぷりあるのだ。』(本書より抜粋)

参考図書2

「政府は即刻『破産宣言』をし、破産処理をせよ! 消費税は上げてはならない、廃止せよ! 所得税も法人税も引き下げよ! 格差是正という美辞麗句に騙されるな!公務員の大幅リストラに着手せよ!」という、タイトルも内容も過激な、国家破産の危険性を警告し続ける「財政史家」の最新の書。同氏の主張が正しいかは歴史の証明を待つしかない。できれば、このまま財政再建が順調に進むことを祈るばかりだが、同時にワーストシナリオに対する自己防衛も必要な時代だ。他に「財政敗戦への道」、「2011年 金利敗戦」などがあり、夏の蒸し暑い夜に最適な「国家破産シリーズ」である。

『利払費増が大切な税金を食いつぶす日は、現状のまま推移してもそんなに遠くはない。・・・それよりも懸念されるのが、現在言われ出した「世界同時不況」が進展し、物価高騰からインフレが襲ってくる事態である。すでに、日本の物価は上昇基調にあり、遠からずインフレになると予想されている。そうなると当然、金利は上げなければならない。すると、利払費はさらに増大するから、破綻の日は目前に追っていると言えなくもないのである。』

『残念なことに、いまの若者たちはサイレントマイノリティで、その声は政治にまったく反映されない。しかし、彼らが自分たちは高齢化ヒ社会の被害者だとはっきり認識したとき、はたしてそれでも「年金を受け取ってください」と引退世代に払い続けるであろうか?
ぃずれ、こうした世代間の衝突が、いまよりもはるかに肘るときがくる。もし、景気がこれ以上落ち込み、経済的な衰退が進めば、それは社会不安を引き起こす。
そうしたとき、政府が転覆するくらいならと官僚たちが開き直れば、経済政策は無視され、インフレ誘導政策からパーインフレまで進むこともありえるだろう。そうなれば、国家の借金は一気に目減りし、支給されだ年金額も1日の食事代程度となってしまう。
いずれにせよ、現行制度では「100年安心」は絵空事である。』
(同書より抜粋)

参考図書3

「海外で税金を払って合法的に節税しよう」という真面目な書。ハッピーリタイヤ&海外移住(ロングステイ)&節税の必勝の方程式の参考になる。

『もともとお金は臆病で、しかも税金の高いところを嫌う性格を特っています。投資に高い源泉税を取る場所からは逃げてしまいますし、所得税の高いところから安いところにもに 自然に移るでしょう。そして規制を避け、規制のよりゆるい場所へと移っていくのも特徴です。なおかつ政治的な安定のないところも嫌います。そうやってお金は別天地を求めて世界をさ迷い流れているわけです。すでに国内の資産家たちが海外で運用することは珍しいことではなく、結果として、タックスヘイブンなどに漂着してオフショアしていくことになります。』
(同書より抜粋)

参考図書4

ファイナンシャルプランニングの理論で長期的資産運用の重要性を訴えたまさに「大人の投資入門」。本格的投資を始める前に若い世代に、是非、一読していただきたい良書。

『老後の必要資金8500万円との比較で言えば、45歳の世代で約2000万円、35歳の世代で約2500万円、資金が不足することになるのです。この差額を、筆者は、『年金ギャップ』と呼んでいます。・・・
50歳前後およびそれより若い世代の皆さんにとっては、・・・つまり、公的年金だけでは、2000万~3000万円にも上る大きな不足が生じ、それを「自助努力」でどうにかする必要が出てくるのです。・・・
セカンド・ライフのスタート時点までに、どれだけの資産を積み上げておくことができるか-この勝負如何では、第二の人生は全く違ったものになります。
ビジネスマンとして成功したか否かよりも、資産運用の出来不出来の方が、その後の人生の”経済的な質”を決めることにもなりかねないのです。』
(本書より抜粋)

参考図書5

外資ファンドがどのように「20%超」の高いリターンを生み出すことができるのか、少し古い話ではあるが、ライブドア事件をプロローグとして次々と展開してゆく。日本のサラリーマン・ファンドマネージャーと外資のハゲタカ(悪い意味で使っているのはでありません)マネージャーとのカルチャーの違いが感じられる。

『今まで見てきたように、「投資ファンド」を含む「運用」業務の本質が”プライベート性”や”目立性””先進性”にあるとすれば、日本のメガ金融グループがコングロマリット化を進め、銀行カルチャーの下で運用強化を図ること自体が、二周遅れの誤りである可能性がある。
つまりヽ「金融機関は大きくなればよい」というのは、こと「資産運用」に関しては時代遅れの発想になりつつあるのである。
このように、「ファンド資本主義」の下では、金融機関のあり方も変わる。
金融機関はこれまで、合併などにより”規模の利益”を追求し、全国どの支店でも”均一的なサービス”を提供してきた。
しかし、こうした基本的な企業コンセプトは変更を余儀なくされる。運用業務においては、「小回りのきく、自由度の高い、フティック型」の運用機関へアン・バンドル(分解・ほどける)してゆく。』(本書より抜粋)